そろそろでます!!!!
9月のFAIFAI新作の情報がそろそろでますので!!!!!!
じわじわ着実に進んでいます。
世界に向けて、世界の中を瑞々しく生き延びている人達が集まっています。
たのしみです。
藤谷です。
最近は5/12から始まる多田淳之介さん演出のKAAT「ゴドーを待ちながら」の衣裳セレクトをしています。
衣裳プランではなくて、プランをもとに実際のお洋服を用意、スタイリングする担当です。
出演者は男性だけです。
俳優さんに対して、生き物としてとても美しい、と思う瞬間が多く頭が下がります。
衣裳を選ぶ決め手や見え方考え方、そもそも古典というか昔からある作品をやるってことについてとか、お勉強させて頂いております。
引き出しが全然たりない、箪笥を、、、箪笥を買わねば、、、どこ、、、と思いながらやっています。
今年に入ってから個人的に、男性衣裳強化月間が続いています。
女性衣裳も強化しないといけないんですが、男性衣裳が圧倒的に弱いと感じて意識的になっています。
きっかけは、
外国からのスタイリストの方の現場に入ることが増えて本当にとても勉強になっていること、
北村道子さんがトークで、ファッション業界を牽引しているのはほとんどゲイの男性で、着たい服をよくわかってる、みたいなことをおっしゃっていたことです。
そのときのトークはだいたい目から鱗で、鱗がおちすぎてもう何も言葉尻は覚えてないのですが、
感覚は叩き込まれた(はず)なので気になる人は北村さんの本を読んだらいいです。
https://www.amazon.co.jp/衣裳術-2-北村-道子/dp/4898154972
私は、男性が着たい服、男性の美しさ、つまり男心をまだまだわかっていないわけです。
私は体や思考が女性なので女性に対しては比較研究しやすいですが、
男性の魅力や物理的な研究がまだまだ足りていないと、そういうわけです。
そういう物理からくる性別の考え方自体したことがなかった、と昨年くらいにはっとしました。
外国からのスタイリストの方の現場についてはやり方も違うし、
そもそもお芝居ではないのでみせ方が違うけど、根源的な目的は変わらないので発見が多いです。
全ての方に当てはまる訳じゃないけど、
男性のほうが男性をスタイリングがかっこいい、美しいと感じることが多いです。
とくにスーツとか男性の美しさとか色気のようなもののときに。
たまたまかもしれませんが。
ここでアジアの美しい男達、contactgonzoの映像をどうぞ
https://www.instagram.com/p/BxesDDfh0CB/
こちらのスタイリングも男性で、靴とロゴにばっちり眼が行くな、拍手、と思いました。
洋服のことを考えると5、6年前くらいに危口が言ってた、
未来は、ごはんのために捕った動物の毛皮の鞄にラップトップとかが入ってるんじゃないのかな、というのを必ず思い出します。
生きるための服はきっとそうなるよね、私たちは世界の中でいきているのだものね、衣裳もそれが整っただけで考え方はかわらないはずよね危口、どうなの危口、え?危口とおもいます。
FAIFAIの新作はいつだって、世界の中で生きるわたしたちの作品ですが、新作はすこし生活とか生きる方法を考えていく気がします。個人的には。
小さい個人の生活としては、老いとの共生のためにキックボクシングを始めました。
体力を消耗する気候ですがどうぞみなさまご自愛ください。
きょうこ
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