このブログは快快 / FAIFAIメンバーが週1ペースでお送りしてます。

2017年11月30日木曜日

せこい男




山崎です。


久々にがっつり毎日バイト生活が始まって2週間が経ちました。来年の3月まで出演予定がないので、何も起こらなければこの生活がしばらく続きます。

今の自分が充足感を感じるのは、朝起きて、コーヒー豆を挽いて、お湯をちょっとたらして、蒸らしている時にぷくーっと膨らむのを見る時です。

寒くなると、畑も釣りも、アマチュアには厳しい季節で、生活に張りがなくなります。畑と釣りをアイデンティティにしていたことに気付きます。

実家の畑(11/11)

ゴボウ(11/17)

落花生(11/11)


二子玉川の鮎(10/6)


(同じく鯉)

メバル(11/13)

ウミタナゴ(11/13)

ベランダで育てた鳥のおやつの粟、来年は畑でがっつり大きく育てたい


俳優はアイデンティティの要素じゃないのかって、ここがまた今の僕をぼやっとさせてるとこなんですが、9月頃に、俺は俳優じゃなくていい!ってなったんだけど、じゃあなんなのか、パフォーマー、アーティスト、昨日はダンサー?と聞かれてきっぱり「違います」と言いましたが、今は、勤勉なフリーターです。もう10年以上こんなこと言ってるのも知っています。
俳優という字は、人に非ず優れると書くと聞いたけど、僕は人として優れたいです。

バイトが嫌ではないし、やっていると無心になってあっという間に時間が過ぎるんだけど(それに僕は飲食が長いので、重宝がられていごごち悪くない)、効率のみを追求する感じになるので、せかせかしてしまって、それを落ち着けるために夜だけどコーヒー入れて、クッキーも用意して、いざブログ書こうとしたらログインパスワードがわからないだけで、イライラが吹き出して何を書こうとしていたか忘れるような状態になりがちです。
メンバーの絹代さんがすぐパスワード教えてくれたけど(ありがとう)、この気分は変わらない。

もっと明るいことを書こうとしていたんだけど。

最近、「おじさん」の話をしようと「おじさん」ってワードを出すたびに、「まあ、僕がおじさんっていうのもアレだけど(笑)」的なエクスキューズを必ず入れるようになりました。
でも本当は自分のことおじさんだなんて思っていません。

昨日、メンバーの文美さんの美術のお手伝いで、10歳年下の男の子と一緒に作業をしていた際、両面テープの紙を何度か剥がすことがあったんだけど、一度もその子より早くその紙をつまむことができなかった。
この部分
一直線上の向こうからいつも彼がこちらに向かってやってきた。
手先は器用なつもりだったけど、こうやって少しずつ少しずつ気付かないくらいのスピードで老いていくんだなって感じました。

この間、通勤の満員電車で、おじさんの開いて羽織ったジャンパーのマジックテープと僕のニットがくっついたり離れたりするのがすごく嫌だった。おじさんのジャンパーに俺のニットが犯されてる気分だった。「なんでこのおじさんは、自分のマジックテーップが僕にくっつたり離れたりしてることに気づかないんだろう?そんなに感が鈍感になっちゃってるの?」って思っていたけど、この僕らの場面を切り取って客観的に「何が起きているでしょうか?」と他人に尋ねたら、「おじさんのマジックテープとおじさんのニットがくっついたり離れたりしている」ということなのかもしれない。
若者に嫌われたくない。疎まれたくない。見苦しいですか?

最近、どんな服が着たいのかわからなくて、ネットで流行りとか調べたり、着こなしとか調べたり、もう何が何だかしっくりきません。パーソナルカラー調べたものの、その色買っても好きじゃないし、顔色が良く見えても好きじゃないししっくりこないし。だったら顔色がくすもうが好きな色買えばいいんじゃない?もうこじらせてるから買えないんだけど、「ビームス店員の暮らす部屋」みたいなタイトルのページをつい開いちゃう。結局何も買えない。整髪料すらドラッグストアに何回行っても結局決められず買えない。
決めるのが本当に苦手。


先週の土曜日、バイト先で5人のネパール人と一緒に働いていたんだけど、僕は効率至上主義モードになっている時に、よくその子たちと世間話をしている同年代の社員が「アナタ、イイ人デス」って言われてて、すごく自分が恥ずかしくなりました。自分が仕事モードの時に、彼らの片言の日本語を、一瞬作業の手を止めて聞いてあげることもできていなかった。彼らはトリリンガルで本当に頑張っているのに、ここが日本ということに甘んじています。地球って土台のことを忘れて威張っている自分。醜い。
と反省して、休憩室で、タバコ吸いながら、一人のネパール人と話ししていて「俺、一回ネパール行ってみたいんだよね」と言ったら、「じゃあ、一緒に行きましょう」とネパールのタバコを1本くれたんだけど、冗談でも「うん」とは言えませんでした。ただの軽い会話なのに、そこでノリで「うん、行こう」って言えない自分って、どんだけノリ悪いんだよって思いました。っていうか、そこで「うん」っていうことも嘘な感じがして言えない。本当に僕は嘘がつけないんです。嘘が苦手すぎて、ついてもすぐ顔に出てバレる。嘘つくのが苦手だから、全部本当にして舞台に立ちたくなってしまう。だからむいてないんですよ、役者。でもむいてなくてもやりたいからいいんだよ(これは優しい感じの「だよ⤴️」で、「だよ!」ではないです。)。
エクスキューズが多いときの僕は調子悪いです。

最近もムツゴロウさんの本を読んでいます。
今読んでいるのは「ムツゴロウの動物交際術」。まだ途中なんだけど、一つ学んだのは、動物は基本、手(開いた5本指)が怖いらしいです。いろんな形を見せた時の動物の脳のパルスを調べたら、星型というか手形みたいな記号を見せた時に一番興奮するらしい。これは本能として持っているらしい。
だから信頼関係が築けていない動物と接する時はパーよりはグーの手を血が付けた方がいいらしいです。

実践


確かにうちのインコもパーは嫌いで、グーの方がいいみたいです。
僕はともかくインコともっと仲良くなりたいんだけど、ムツゴロウさんは鳥類との交際が一番苦手らしく、あまり書いてありません。
こんなもの読む前にあと15分早く起きて放鳥の時間=触れ合う時間を長くすればいいんだけどさ。



もう一つ面白かったのは、こちらから愛を伝えるばかりではなく、動物からの愛も聞いてあげる、愛を表現させてあげるみたいなことでした。
原文「人が動物とふれ合っていて、最も重要でありながら忘れがちなのは、可愛いという気持ちにつき動かされるあまり、こちらの方が積極的になり過ぎ、相手に表現をさせるのを忘れることだ。」


モロッコ土産のバブーシュ(スリッパ)を履きだして、ある時、なんか部屋が牛乳臭いなあ、こぼしたっけなあって考えていたら、暖房に温められた牛革のバブーシュの臭いだと気づいて興奮した。牛の臭いがわかった!って。

何年か前、群馬サファリパークだと思うんだけど、ヤギのいるあたりがジンギスカンの臭いがして興奮したのと同じだった(ジンギスカンは羊だけど)。肉の臭いって体臭なんだ!っていうか、自分で捌くわけではないから、商品のお肉しか知らないから、そのヤギ臭がジンギスカン臭と繋がった時は目から鱗だった。
あとフランス土産のチーズも、ヤギのチーズはヤギがビビッドすぎてあんまり食べれない。このことから思うのは「狩りをして命をいただく」みたいなのに憧れるけど、実は生き物と食べ物が直結するのは僕は苦手で、獣は狩らないと思う、魚類と植物は狩ると思うけど。卵すらも怪しい。自分ちのインコの卵は食べれないわ。カマトト?っていうのかな。僕が食べてる肉も卵も、狩りするよりよっぽどきっついところでできたものだけど。そうじゃなきゃ俺なんて肉たべれる身分じゃない。

一昨日テレビのさんまスペシャルみたいなので「生まれ変わっても芸人になるか?」「しんどいからならない」って言ってるの見て、ですよねしんどいですよねーって勝手に共感してたけど、全く違うから!って自分に思った。俺は暇すぎてしんどい。何か作る現場にいられたらとりあえず精神は健康になります。

今、オレンジジュースをパックでラッパ飲みした。その時考えていたことは、「味を感じたのは最初だけだ、あれ?鼻で呼吸したら感じるのか?あんまり感じない。ただ冷たいものが喉を通って飲み終わった時に余韻でまた味を感じた。だったら最初のの3口と最後の一口がオレンジジュースで間は水でもいいんじゃない?」
本当にこじらせたせこい男になったもんだよ。オレンジジュースのラッパ飲みなんて高校ぐらいぶりかもしれない。35歳って年齢が悲しさを盛る。コップで飲めば良かったなあ。
水原希子とか甲本ヒロトみたいな顔になりたい。


11/12に『GORILLA ~人間とは何か~』を池袋西口公園でやったのですが、その体力作りの一環として「プリズナートレーニング」を読んで器具を使わないジムに通わないトレーニングをしていたのですが(夜な夜な、二子橋の橋げたで懸垂をしていたのは僕です)、この表紙で、「刃牙」を思い出して「刃牙道」を一気に読みました。宮本武蔵強い。で読んでる途中で、ベランダでタバコ吸ってる時、自分の紹介として「その男は馬鹿だった」と漫画の吹き出しが浮かんできた。俺、ほんと馬鹿だと思う。
付箋は自分の今のレベル


で11/12のツイッターに上がってた動画を、実家の母と姉に送ったら、喜んでくれてびっくりした。「意味わかんない、ゴリラの着ぐるみ着て何やってんの?」とか「うちの息子はいい年してこんなことしてて大丈夫かしら」とか思うかなって思ってたんだけど(少なからず思っているだろうけど)、自分がすごく酔っ払っていたこともあって、最近はこんなことをしています、育ててくれてありがとうって送ったら、「なかなかできないことで誇りに思う」って言ってもらえてすごく嬉しかった。まあうちは亡き父と祖父はゴリラで、母と姉はオラウータン系なので。
姉に初めてタイトルのこととかコンセプトとか作品のことを聞かれて嬉しかった。

今年の僕の活動は、

2月快快公演「CATFISH
3月悪魔のしるし「蟹と歩く」
7月鳥公園「すがれる」
89月松本市民芸術館シアターキャンプ
9月快快「GORILLA’s Speech
10月スイッチ総研「六本木スイッチ」、快快「THE人間」
11月エレクトロニコス・ファンタスティコス 本祭、快快「GORILLA ~人間とは何か~」















そういえば「THE人間」見に来てくれた方々、ありがとうございます。
初めて自分で作ってみて良かった。
自分の力もわかりました。
あの時、みんなに植えて持ち帰ってもらった種、方々から「何の種なの?」「枯れた」と言われています。
1か月くらいで収穫できるはずだったんだけど、きっと寒くて難しかったんだと思います。
今うちのはこんな感じです。

あの時余った種は実家の畑に植えたんだけど、もう収穫できているみたいです。




今年の元旦~今日11月30までの僕の活動日数(かぶっている日もある)をカウントしてみました。

役者関係 194
バイト 82

へえ~って感じ。
12月はがっつりバイトだけするので100くらいでしょうか。2:1くらい。
何となく把握できてよかったけど、こういう風な考え方するから幸せになれないらしいですよ。
全部が自分。トータルで自分。
地元のみんなや家族への恩返しとして、年に一回くらいは全国区の映像に出たいです。

そういえば、今年から始まった地元掛川での「茶エンナーレ」にも行きました。
今まで知らなかった近所にある魅力的な場所を知れて良かった。

大庭大介(でかかった)

掛川城天守閣から見た母校、掛川西高校

掛川市役所



って、ところで日がかわり、髪を切りに行って、髪がおりてるから気分が下がるんじゃないかと思って、オールバックにあげれるようにしてきたら、結構気分も上がりました。






鬱憤を発散するために演劇やってるんじゃなくて、ここにある幸せを見つけて幸せになるために演劇をやってるんです。


そして、仕事ください!!

部屋の家守

今年の熊手

最後に11/30〜12/3までやっている佐々木文美が美術の
クリウィムバアニー新作公演『KれウィンバーNnイー』
すごくかっこよさそうです。
僕は最終日に観に行くけど、仕込みのお手伝いに行ったけどすごく楽しみ。1万円くらいチケット料金とってもいいんじゃないかって感じの豪華さ。












2017年11月15日水曜日

HPリニューアルしました

藤谷です。
FAIFAIのホームページをリニューアルしました。
http://www.faifai.tv
みやすくてわかりやすくてアーバンさありますね。
なんかFAIFAIロゴともあってていけてるとおもっています。
(私はFAIFAIのロゴは本当にかっこいいとおもっています)
今回のwebデザインは石黒宇宙くんにお願いしました。
宇宙くんありがとう。


徐々にアップデートされてゆきますので今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
先日、PC整理のため過去写真を見たら、「SHIBAHAMA」EUツアーの際や、結婚式として家を燃やした時に撮影したエクストリーム記念写真ばかりが発掘されたのでそれもそのうちに。






先週(11/12)はフェスティバルトーキョークロージングイベントとしてFAIFAI「GORILLA〜人間とは何か〜」を池袋西口公演で上演しました。

(twitterの動画拝借します)

 

  



ドラマーの久下恵生さんと山崎の約40分の1on1でした。
2人ともまじでかっこ良かったです。
音楽とゴリラで反応しあう人間のエネルギーは喜びでした。


観客である来てくれた方、通りすがりの方々が屋外の、池袋西口公園にもかかわらず集中して観てくれていたうえに、最後に年配男性から「やった!」という歓声があがるなどし、というか「やった!」という歓声があるのか最高などと思ったり、
年配女性がバナナを房で渡してくれていたり(どちらもフィギュアスケートにおけるとんでくる花束やスポーツにおける声援と同義語であると解釈)、
池袋西口公園といういつもより広めの人間界で、
(わざわざ観に来てくれた人だけではない)界隈の、しかも日本のけっこうな先輩方がこんなにも直接的なリアクションをくださるなんてすごくないかなど、
私はメンバーでありながらいろんな点において揺さぶられたのでした。

観てくださった皆さまありがとうございました。





その前日(11/10,11)まで私はフェスティバルトーキョーの別プログラムで中国のアーティストの、チェン・ティエンジュオ「忉利天(とうりてん)」のサポートとして参加していました。


Photo: Jun Ishikawa


わたしは衣裳のサポートでしたが、布は少なめでした。
布のかわりに、ラインストーン多めのかっこいいマスクや股間をかくすアイテムや笠などが重要な、そして完全にいい仕事をしていました。


ほぼ裸なのに、身につけた時の身体の強さ、この演目をやるから物理的にここにいるという存在の強さを、SMアイテムという道具であることがそれを抜群にひきだしており、感動した私はここでも、ああわたしはなんと小さきものか、ほんとうにまるでなにもわかっちゃいない、ああもうばかばかと揺さぶられていたのでした。



私が、SMアイテム=道具だとしかおもっていなかったマスクや貞操帯は、ここでは決定的に衣裳としてかっこいいものであり、かつ人物相関図的にキャラクターを観客に深めさせる(私は一方的に想像を深めオイルも聖杯も、聖水も本番中にしてはないけど超納得した)重要アイテムでした。





演出、美術、衣裳も担当するチェン・ティエンジュオはファッションデザイナーとしてasiandopeboysというブランドもチームでやってます。

そして映像作品も。


これはインタビュー








その同じ週末(11/8〜12)、STスポット30周年のダンスショウケースで岡田智代さんの衣裳を担当させて頂きました。

2015年のFAIFAI「再生」にも代打として降臨してくれたダンサーです。
智代さんの作品はこれまでこういう感じでこっからばーんって感じでやってくからよろしく、みたいな感じで意思の強い短い所信表明みたいでした。

智代さんとていたさん


出演者のひとりだった岩渕貞太さんの作品が興味深かったです。
美しい貞太さんが途中、豚の丸焼きにしかみえなくて、そこで命絶えた後涅槃になるという、振付として命をみせつけてくるなと思いました。
以前、中林舞&白神ももこの作品でも貞太さんはラストの命が絶えるところを振付けしていたのですが、その振り移しの際の貞太さんの命の輝きが素晴らしくて、笑いすぎて涙したのを覚えています。そのときも振付けでした。

山崎はいつも死ぬほど生き生きすることで、命をみせつけてきます。

何が違うのかなと数人にきいてみたら「再生」のはなしになって、
演劇ver.では物理的に同じでいられない体をみる、ダンスver.では文字通り再生しきる、みたいな違いじゃないかという話を聞いてそうなのか、とおもってダンスver.みてみたいし、この間のデスロックの「再生」もみたかったなーって思いました。



いつ読んでもいいな、とおもうよんちゃんが書いたFAIFAI「再生」のテキストがこれです。
http://live.faifai.tv/works/rebirth/




なんでこんなにまじめに感想を書けるのかと思ったら、この週末は観客として(スタッフだけど自分の衣裳プランではないので)立て続けに観劇できたからでした。
学びの多い週末でした。









はいそして
その1週間前の週末(11/5)の週末に何をしていたかというと
和田永君主催の「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」に参加していました。
和田君が楽しそうだししあわせそうだし、実際空間も機材もかっこよかったです。
FAIFAIは盆踊り担当だったのですが、曲がよくて、踊りの喜びを一層煽るものでした。
お客さんの踊りへの欲求は思いのほか高く、もっともっと繰り返しを!
よんちゃんの「再生」テキストを引用するならば、そこへ来ていた人間たちはまさに盆踊りの狂乱で命を解放し瑞々しい人間に再生して東京タワーを去る、というようなものでした。



私たちの大好きな桑原史香にも参加して頂きました。
(facebook動画拝借します)








その前にはなにをしてたかというと
10/14、15までKYOTO EXPERIMENTのオープニングプログラムとして、
金氏徹平「tower(theatre)」に参加していました。
https://kyoto-ex.jp/2017/features/other/2017/09/29/teppei-kaneuji_tower/



photo :YusukeNisimitsu


青栁いずみ、オオルタイチさんやcontact gonzoの皆様などなど出演者が全員大好きなスターばかりの作品の衣裳を担当させて頂き、学びが多すぎる精進するのみですそして感謝しますというようなことを毎日実感していました。
全員のことを尊敬しすぎて愛しすぎて、いまおもうと自分がちょっと気持ち悪かったと反省するほどです。

 contact gonzoと和田晋侍さんと西光祐輔さん









さいごにこれは最近(11/13)
秋に色々を学びすぎて、わたしはまだまだとゆってるのにもう冬じゃないはやくない?という時期に、わたしができたことは友達のためにつくったものをプレゼントするでした。


ときどき、ブランドとかやらないんですかときかれますが、そしてきかれてなんかうれしいと思うのですが、ファッションの喜びとかその間口の広さとかに羨望と憧れが ありすぎる上に衣裳のこともまだまだわかっていない未熟なわたしにはブランドを立ち上げるなど到底無理なのです、もちろん共通することはたくさんあるはずなのですが。
けど、特定の状況がみえるひとのために必要なふさわしいものをつくることができるので、わたしの仕事はだいたいそういうことでもあるので、個人的な贈り物とかドレスや私服の注文はくれば受けてます。
あげたくなったらその人のためにつくってプレゼントすることもあります。
写真はそのひとつで、ベルリンにもどるヘアメイクの坂入さんにつくったものです。
こういうの、必要な人は連絡ください。値段はまだ決めてません。













まだあった、これから
12/1から始まるチェルフィッチュ「3月の5日間」リクリエーションに衣裳として参加します。初演はほぼ15年前で、演じるのは24歳以下の俳優たちでリハ中の演劇における発見が多くて、作品をつくるためにやるべきことを捕まえるのに岡田さん含めた全員が割と必死です。
どうぞ宜しくお願いいたします。






2017年11月9日木曜日

七五三、ゴリラ、引っ越した

あやみです。
そろそろ七五三ですね。私は七五三の時期いつも思い出すのは七草祝いのこと。
というか、それが七五三だったと思って調べたら七草祝いだったってことですが。。
これは鹿児島独特の習わしだそうですが、7歳になった子供が七草がゆを七軒の家からちょっとづつもらってそれを食べるっていう祭りです。
お椀を持って着物着て、親戚や親がお世話になっている家に挨拶をしながら七草がゆをちょっとづつお椀に入れてもらって、7軒分のおかゆが集まったら家に帰ってそれを食べるっていう行事です。
お椀に入った七草がゆを食べたいのを我慢して車に揺られておかゆも揺れている様子を今でもはっきり覚えてます。
なかなかディープな習わしですが、結構面白かったなあ。カレーとか、味噌汁とか、ポテトサラダとかでも応用できそうだな。
さてさて、今週末12日の13時じゃらは池袋の西口公園でFAIFAIのGORILLA
http://faifai.tv/news/faifai/3108/
があります。
ドラムに久下恵生さんが出てくれます。
昨日稽古ありましたが、かっこいいです。
久下さんの昔のライブの映像を見せてもらったら、床に貼ってあるテープを剥がしてまた貼ったり、ハンコを押してリズムを作ったり、お客さんの手を叩いて見たり、、空間に潜んでいるリズムのコソ泥みたいで(褒め言葉)おんもしろい!&かっこいい
楽しみですね〜
そんで最近私は引っ越しました。
10年ぶりの一人暮らしは恐ろしいです。
引っ越した日の夜は歯間ブラシの形が恐ろしすぎて手が震えました。