このブログは快快 / FAIFAIメンバーが週1ペースでお送りしてます。

2014年8月6日水曜日

ぼやき

こーじです。

いい加減うだうだいってちゃだめでしょって思って、じゃあブログ何書こうって悩んでたんだけど、友達が「あれはぼやき芸」といってくれたのでとりあえず今回もそのまま書きます。

ほんと俺ほど演技に関してぼやいてる人もいないと思います。ボヤッキー。






5月に、公演を終えて以来、恥ずかしながら俳優としての仕事はなく、今日まで来てしまいました。

最近は歯を白くしたり、手遅れ感もあるけどo脚を直そうとレッグマジックやストレッチを主にしてます。


10代の頃に買って全部読む前にブックオフに売った本「俳優修行」を、また買って読み直してみたり。
映画もたくさんみてます。


いまは「おもしろいこと、一回さようなら、僕は少し離れたところにいきます」って感じです。
おもしろそうな話をしている人がいても、「ごめん、おれは今、そこにいないんだ」と心の中で思っています。
最近だと舞台で篠田千明の機劇、KUNIOのハムレット、トヨタのネクステージを観ているときも「おれは今ここにいないんだ」なんて思っていました。

家の人たちとご飯食べてる時、「でんでん」的な、俺の芸名を考えようって話になって出たのが、
「そのまんま山崎」「生まれたてこうじ」「山崎こうじん」で、今までの俺はそんな感じだったんだけど、
そのまんま東から東国原英夫のように、そのまんま山崎から山崎皓司になろうとしてます。










 


























21才の頃、ある時代物の舞台で自分の袴のひもを斬られて袴が落ちてパンツ1丁になるってシーンがあって、「僕はどうしてもこれでお客さんを笑わす事はできません、おもしろいと思えません。」と本番前に演出家に泣いて話したことがあって、それをきっかけに演技をする事が恥ずかしいと思う様になりました。恥ずかしいと思ってはいたけど無視できなくなったのかもしれません。

そして鬱になりぼーっとしていた僕は、快快のメンバーとの卒業制作に救われました。
自分で考えて舞台に立つということに興奮を覚えました。「おもしろいこと、こんにちは!初めまして!出会えてよかったよ。よろしく!」って感じでした。
それからは常に刺激を求めていたと思います。
それからずっと僕がやってきたのは演技というよりパフォーマンスでした。
母親がよく「あの恥ずかしがり屋のこうじがまさかこんな風になるなんて、、」と言いますが、最近さすが親はよくわかってるな、そういうことを言っていたのかと言葉がしみました。
本当にプライドの固まりで自分が恥ずかしい思いをしない様にと出来ることだけをしてきました。
今思い返すと、「袴が落ちてパンツ一丁」をおもしろく出来なかった自分の責任だと素直に思えます。本当にたった今そう思いました。

俳優で演技が恥ずかしいと言っている僕は、「僕、仕事恥ずかしくて出来ません」っていってるのと一緒だと気付きました。
バイトでうどん屋さんなんだけど、うどんの湯きりしながら、はにかんで顔赤らめてるやついたらおかしいだろって思うけど、そういうことでした。

今までは舞台を観にいって俳優さんを褒めるってことをなかなかしなかったんだけど、今は普通に演技をしているのを観るだけで尊敬してブラボーって気持ちになります。
特にKUNIOのハムレットで岡野君を観た時に、二十歳の頃から知ってるっていうのもあって、堂々とコミカルな役を演じているのを観てすごーいって思いました。

岡野康弘


今、自分が最近iPhoneにメモったことから書いてるんだけど、以上は「今の俺はただ仕事ができない人でしかない」でした。



次のメモ
「気にしないでいい事を気にする時間を他の事に使おう」

僕はほんとどうでもいい細かい事を気にしがちです。
例えばエレベーターに乗る時は、閉じるボタンを押してから階数ボタンを押します。そして「俺って頭いい~。この方が早いもんね!」なんて毎度考えてます。
意味わかんない人いるかもだから説明すると、ドア閉まんないとエレベーター動かないからいかにドアを早く閉めるかなんですよ。
ほんとどうでもいい。でもこのくらい細かいんです。
で、お風呂のカビが気になって、カビを抑える煙たいたり、扇風機のホコリが気になって洗ったり。これはまあ生活面でいいとしても、演技まじわかんねえってぼやくくらいならこの時間でもっと俳優としてやるべき事あるでしょって。ほんとは演技のために時間使って4畳半風呂無しで貧乏生活するべきなんだろうけどそれはできない。
バイトの時間は減らしました。


今日来日したイタリア人の友達と話す為に、最近英単語の勉強しててイヤホンつけて発音してるときに、1ターン90分くらいかかってて、ふと優先順位を決めて行動しないともうやばいって気付きました。
まあこういうことを考えたり、気にせず、動く。いくら考えても、おれは変わらない。


「タスクは無心でやる」

レッグマジックは、「これほんときくのかよ?」とか考えずに無心でやるようになりました。



「俺の周りは偽物ばかり」
「虚勢ばかりでなんて恥ずかしい男なんだ」
「本質的なところを大事に生きよう」

自分の部屋に一人でいて、なんかもうすべてが恥ずかしくなり、涙がこぼれ落ちた時のメモ。この写真で何をどう感じたか伝わりますか?



「吐き出すんじゃなく、本当に相談したい時に人に話そう」

今うだうだ書いてるこれはサービスです。




「舞台と同じくらいのこだわりを映画に」

10年間やってきたから、曲がりなりにも舞台はそれなりに観てきたし、好み、こだわりもあるんだけど、映画に関しては全くだなと思って最近みています。
テレビ、映画に出たいと言っておきながら、家にテレビはないし、映画も全然みないでアニメばっかりみてたので最近勉強のつもりでみてます。

特に「KAMIKAZE TAXI」は面白かったです。


役者広司、めちゃくちゃペルー人役に説得力あってかっこよかった。
あと高橋和也がヤクザ事務所に襲撃する時、「突撃ビタミンはいらねえ」って言って薬で勢いをつけるのをやめて、ブーンっていいながら両手広げて飛行機の形で「飛んでいるけど飛んでないよー」(I’m flying ,but not tripping!って字幕でてたかな?)って言いながら襲撃してくのもかっこ良かった。


あと「渇き。」みてオダギリジョー初めてかっこいいって思った。ブラピを感じた。古館さんしかり、アメリカ仕込みに憧れを感じます。

テレビは、テレビの仕事が決まったら買います。


5月の「へんしん(仮)」公演が終わってから早3ヶ月、最近何してるの?って聞かれて困る感じでしたが、映画が2本決まりました。
まだ撮影もしてないし、役も台詞もないかもしれないけど、地道に頑張って、自分で言わなくても人に伝わるような役が決まるまではプライドを持たないように続けます。
そして友達の店の窓にサイン出来る存在になります。
レクサス乗ります。(自分の中の成功イメージ、低いっていわれるのはわかってるんだけど、今なんとかここまでイメージ持ってきてまだ背伸びくらい。)
まだ具体的に自分の成功イメージが想像つかないけど、天野君が、40才になった俺が「紆余曲折したけど俺は人生勝ったよ」と言ってたらいいねって言っててほんとそうなりたい。


毎回なんかしらに気付いてるけど、前も同じこと書いてなかったっけ?と思ってくれてる人は毎回ブログを読んでくれている人。ありがとうございます。




俳優は 演じてなんぼ 当たり前



自然体 ゆるされるのは イケメンね おれはちがうな さあここからだ




今後の予定

2014年10/22~26
キラリふじみ レパートリー新作「奴婢訓」 出演
演技が上手な人たちに囲まれて、きっと苦労する事だろうとまだリハもしてないけど緊張してます。そしてすごく勉強になるだろうなって楽しみです。

快快
2014年9/21
多摩1キロフェス参加
絹代さんが構成、振り付けして作っています。屋外で気持ちいいはず。ぜひ!


あとは、元快快メンバーの公演の宣伝も

篠田千明 
8/9〜11
「機劇」 Bプログラム@森下スタジオ
http://shinodachiharu.com/kigeki_outline/

中林舞
8/9〜17
範宙遊泳「インザマッド(ただし太陽の下)」@こまばアゴラ劇場
http://hanchuyuei.com/next.html




























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