このブログは快快 / FAIFAIメンバーが週1ペースでお送りしてます。

2019年7月29日月曜日

カッパサンドにはまった


あやみです。もう36歳なのでか、厄年だからなのか、
今年は風邪とかじゃない調子の悪さが目立ってる。年明けは頭が痙攣してたし、春は全身肌荒れし、
梅雨には体がだるすぎてこのまま水たまりになってしまうんじゃないかと思うほどだった。

こんな私がせめてできることは体に良さそうなものを食事でまかなうことなので、
ここ最近はなんとしてでも弁当を(昼も夜も)持参する毎日です。
そんな中でカッパサンドにはまった。
きゅうりだけ挟んでるサンドウィッチ。その名もカッパサンド。
キュウリはむくみをとったり、体を冷やしてくれる優れもの
正式名称は「キューカンバーサンド」だけど、カッパサンドと言いたいのでそういうことにした。
作り方はシンプルで無限大。

私の作り方は
①キュウリ2本の皮をむく
②薄く切れるだけ切る。端は薄く細くなったり、たまに厚みがあったりする方が面白いからよしとする。
③塩をかけて水を出す。(3つまみ程度)
④白胡椒をすりつぶしておく(8つぶくらい?多すぎ?)
⑤きゅうりの水を絞ってちょっと重なる程度に綺麗に並べて(バットにでも皿にでも)白胡椒をまぶして、重ねていく。
⑥最後にお酢をふりかける。下3段が浸かる程度で良い
⑦30分~一晩冷蔵庫にほったらかしとく。
⑧きゅうりの水気をペーパーたおるで丁寧にふき取る
⑨パンにバターとマスタードを塗って、キュウリを丁寧に重ねたら出来上がり。
そのほかはちみつ塗るとか、ハム挟むとか、チーズ、チキン、なんでも。

手間をものすごくかけて一瞬で食べちゃう贅沢品です。
はたしてこんな私は、
トマトときゅうりとミョウガで、クーラーのない夏を越せるのだろうか。。。。


梅雨が明けたらしいですね。






2019年7月10日水曜日

フィールドワーク


こんにちは。こーじです。

快快の新作公演「ルイ・ルイ」チケット発売しました!

本当にTシャツ短パンで山男って感じだったのに着飾っていただきました


絶対来てね!



チケット取扱
チケットかながわ https://www.kaat.jp/d/louielouie 0570-015-415(10:00-18:00)
KAme(かながわメンバーズ)会員先行6月30日(日)
ローソンチケット https://l-tike.com/faifai2019/ 0570-084-003(Lコード:32079)
演劇最強論-ing(各種手数料無料) https://www.engekisaikyoron.net/
チケットぴあ https://t.pia.jp/ 0570-02-9999 (Pコード:495785)


僕の敬愛するムツゴロウさんとCWニコルさんの対談で「もっとフィールドワークをすべきだ!」とお二人が言っていました。

僕、山崎だし、やっぱ山かも

畑さんの言葉。真のパーティー感

僕は、この快快の新作「ルイ・ルイ」のために去年からフィールドワークをしています。
思い返せばフィールドワークからの作品作りって「SHIBAHAMA」ぶり。
「新作の為のフィールドワーク」って免罪符を得て、ただ自分の欲求のままにフラフラしてただけとも言えます!
作品の為っていうか、人生の為かも。って考えたら今が本番だな!
去年くらいから飽きずにずっと楽しくて幸せです!

趣旨が早速ずれてきたけど、ともかくチケット予約して観にきてね!
ぼんやりしてたら売り切れちゃうよ!

「あなたの人生の格言はなんですか?」ってインタビューで聞かれたら「百聞は一見にしかず」って言います。やっと見つけたので「あなたの人生の格言はなんですか?」って聞いてほしいです。

「百聞は一見にしかず!」

って答えます。
もうずっとフィールドワークしていたいです。
もうチケット発売してるし、舞台に立つんだけど、ずっとフィールドワークしてたいです。ずっと楽しく生きていたいです!








唐突ですが、これをT V C Mで見たとき、大丈夫かなって思いました。なかったことにするなんて、、って。美食のために吐いては食べてたっていう貴族みたいじゃん。
最近は、いちいちこういうことを言い出す感じです。

「野糞して引くようなファンならいらない!俺はアーティストだ!」

とも言いました。

思えば「いいね!」が減っています。非表示にされたのかな、正直気にしています。


最近は、東京で会う人会う人に「あれ?こっちにいるんだ」って言われるのですが、今は地元静岡県掛川市ではなく神奈川県川崎市にいます。そして今は猟期ではないので(静岡県では猪、鹿は3月15まで)猟もしていません。
地元と行ったり来たりしていましたが、9月の新作が終わるまでは、関東にずっといます。
とりあえず最近の僕の前提として。




以下は最近、厚かましいんですが「お金より人を頼ろう」活動をしているんですがそれに即してフィールドワークを紹介します。
(基本SNSであげてることです。ここからは長いから写真だけ見て最後のまとめまで飛んでもいいです、みんな忙しいだろうしね!)


1、ホームセンターで後ろに並んでた人

先週は地元で、養蜂への憧れから適期はだいぶ過ぎてしまっているのですが、ミツバチの待ち箱(ミツバチが引っ越して来てくれるのを待つ箱)を作って、いろんなところに設置して来ました。
僕は甘いものが好きなので、蜂蜜を自分で採れたらもうほんとすごく興奮しちゃうと思います。蜂蜜が自然から採れるのは知っているし、今も毎朝蜂蜜を食べているけど、自分で採った蜂蜜だったらもうほんと、この甘みが自然界にあるのか!って実感で感動して、幸福感がすごすぎて満たされすぎちゃって蜂蜜に夢中な熊みたいになっちゃうと思う。

実家の庭(姉に蜂が来たら速攻捨てるよ!って言われてる、、)


おじさん(母方)の山


作ってる最中は結構大変で疲れてたんだけど、できたらもう、まがいなりにも蜂の「家」で、マイスイートホームっていうか、愛着がすごくてほんと愛おしい。蜂に住んでほしい!
とりあえず5セット作って4箇所に設置して、あと一個はどこに置くか迷い中。

で、この待ち箱用に僕の愛するジャンボエンチョー(ホームセンター)で木材を買って、店員さんにカットしてもらっている時のこと(エンチョークラブ会員だとカット無料!)。

後ろに子供連れのおじさんがいて、あまりに僕がカットしてもらいまくってたから、そしてこの人のことを僕はレジの時でも待たせちゃってたから

僕「待たせちゃってすみませんね。」
おじさん「いや、あれ(別の人が使っていた穴を開ける機械)を待ってるんで大丈夫ですよ。何か作るんですか?」
僕「ミツバチの待ち箱を」
おじさん「あ!そうなんですか!いいですねえ!うちの近所でもみんなやってますよ。
でも時期が遅いでしょ?」
僕「そうなんですよ!でも設置しなきゃ可能性ゼロなんで、ちょっとでも楽しみたいし、来年本格的にやるために今年はとりあえず試しで。え、分蜂の時期っていつくらいなんですか?」
おじさん「うちの方は3月4月かなあ。もうねその時期はブンブンすごいから。僕はやってないんですけど。僕は菊川(隣の市)なんですけどねえ、道の駅わかる?そこのそば。」
僕「分かんないっす。あんま詳しくなくて。」
おじさん「そうなんですか?どちらにお住まいで?」
僕「うちは西中の裏です、あ、でも実家で普段は東京にいます。でも流石にそこじゃできないんで山の方でやろうかなって。え何作るんですか?」
おじさん「僕は小遣い稼ぎに、盆栽売ろうと思って、それの台を作ろうと思ってて。っていうか僕の知り合いに銘木屋がいるんですけど、っていうかもうやっていないんですけど木はあるんで、今買ってきたとこあれですけど杉の材とかもあるから使えるのあると思いますよ。すっごい立派な木もあるからもうドーンってテーブルも作れちゃいますよ。家建てたりとか」
僕「いいっすねえ!っていうかほんと家建てるとか興味あるんですよね!」
おじさん「若いのにいいねえ、養蜂なんて」
僕「いやいやフラフラしてるんで若くみられるけど今年37っす。」
おじさん「あ、そう!20代だと思ったよ」
僕「いやいや、ほんとフラフラしてるんで、去年もここで狩猟やりたくって罠作らせてもらってたんですよ」
おじさん「罠ってワイヤーの?」
僕「そう」
おじさん「いいなあ!僕のやりたいこと全部やってるじゃん!僕は50なんだけど、ブラジル人の奥さんが借金あるから、ほんと興味はあるんだけどなかなかできなくって、やっと子供作る気になったくらいで(木材で遊んでいる隣の子供を指して)。いいなあ!よかったら連絡先交換しましょ。ほんと使える木材とかあると思うんで」
僕「もちろん!っていうかぜひ遊びに行きたいっす!あ、これ名刺です。」
おじさん「え?役者なの!」
僕「いやいや、売れない役者っす、だから養蜂とか言ってる暇あるし」
おじさん「僕の親戚でも40くらいでミュージシャンやってるこがいるんだけどね、一時期はテレビに出たりしたんだけどねー」
僕「テレビ出るとこまでいったんならすごいっすね、頑張ったんすね」
おじさん「うーん、、山崎さんはどんな?」
僕「僕は舞台っすね、どんなっていうと、うーん、、」


おじさん「ミツバチ入りの巣箱、あっちの方で売ってるんだけど知ってます?」
僕「いや、知らないっす、どこすか?」
おじさん「小笠山の、法多山登ってく道沿いにあるんだけど、3万5千円って言ってたかなあ」
僕「ああ、やっぱするんですねえ、でもせっかくなんで自分で捕まえたいんですよねえ」
おじさん「もちろんニホンミツバチの蜂蜜は舐めたことあるんでしょ?」
僕「いやないんですよ」
おじさん「あ、そう!もうね、全然違うから」
僕「そうなんですか、楽しみだなあ」


おじさん「やっぱあれですか、10個くらいやりたい感じですか?」
僕「いやいや、まあ自分と周りの人におすそ分け出来るくらいでいいんで全然。っていうか一つでもほんとめちゃくちゃ取れますよね」
おじさん「そう!僕もねブラジルのなんとか(覚えてない)ってとこに奥さんといった時に養蜂やってるおじいさんが持ってけってくれたんだけど、でっかい瓶でいやいやこれは持ってけないってなったもん。」
僕「ですよねえ」

おじさん「やっぱ箱に蜜蝋とか塗るの?」
僕「ですね。」
おじさん「まあ蜜蝋とかキンリョウヘン(ミツバチを寄せる花)置くとかいうけど、結局は蜂の通り道が決まってるんですよ、だから時期に通り道に置くのが一番だと思いますよ」
僕「そっかー。そうなんですねー」


まあ大体こんな感じの流れで、木材もカットし終わってお別れしたんだけど、名刺渡すんじゃなくて、その場で電話番号交換しときゃよかったってその夜に後悔しました。
「もう、なんで俺は名刺を渡したんだ!肩書きなんてどうでもよかったじゃないか!Kさんは携帯出して番号を交換しましょって感じだったのに!俺という男はなんで名刺を!「役者」って伝えたかったのか!どうせ役者ってなったところでテレビに出てるかどうかだけの話になるってわかってたのに!これでKさんから連絡がなかったらせっかくの出会いを無駄にしたことになる、、っていうか今俺は電話したいくらいなのに!遊びに行きたいのに!」
と酔っ払っていたのもあって悶々としましたが、翌日Kさんが電話をくれました。

K「どーもー、昨日のKです。」
僕「あー!どうも!わざわざご連絡ありがとうございます!」
K「あのね、昨日山崎さんが帰った直後に気づいたんだけど、伝えようって思ったんだけどね、あのコグチって知ってます」
僕「あー、はい、すみません、今運転中なんですぐ掛け直しますね」
K「あ、はい。じゃあまた」


僕「あ、山崎です。先ほどはすみません」
K「いえいえ」
僕「昨日作った待ち箱を設置しに行ってて。っていうかほんとにお電話くれてありがとうございます。ほんと連絡来なかったらどうしようって思ってました。」
K「いやいや、僕はそういうんじゃないんで。で、昨日伝えればよかったんですけど、コグチって知ってます?」
僕「あー、はい、2cm3cm?角の木材ですよね(小割と勘違い)」
K「いや、木材の断面のことなんですけどね、昨日山崎さんが買ってた木材、芯の部分が入っていたような気がして」
僕「あ、はい、入ってましたね。」
K「やっぱそうでしたか。あれね、雨ざらしにするでしょ、そうするとすぐ歪んじゃって、早いやつだとほんと一年も経たず割れちゃってダメになるんですよ、やっぱ木材って外側の方が歪みにくいから、外側から取っていって、残りの中心部分とかがホームセンターとかにいって安く売ってるんですよ。」
僕「はー、なるほど、そうなんですね。」
K「今ちょっと梅雨なんで、自分のとこにある木材チェックできないんだけど、また使えそうなのあったら連絡しますよ。」
僕「ほんとありがとうございます!でも僕ちょっと関東で仕事があるのでちょいちょいは帰ってくるんですけど、次こっちに長く来るのは10月頃になっちゃうんですよね。ほんと遊びに行きたいんでそしたらまた連絡しますね!」
K「そうですね、はい、じゃあまた」

すごくないですか?
ホームセンターで後ろに並んでただけの人なのに、こうやって繋がれるんだってうれしくなりました。

ちなみにこの待ち箱を設置しに、狩猟をしてた山に行って脱輪して、DIYだなんだ言っても自分の力ではどうしようも無い事ってあるんだなと絶望していました。

両輪脱輪
せっかくだから、今、獣たちはどんな感じかなって獣道を歩いてみたり(→今の時期は草が生い茂っててわかりづらい)、獣の気持ち!なんて思って倒れてた笹に寝てみたり(→雨が降ってて快適とはいえない)、冒頭で言ってたように野糞してみたりしてみたり(→これは良かった)していましたが、野生動物ってワイルドだなあなんて思ってたけど、数時間後にJAFのランクルが来てくれた時はもう本当ほっとしました。

笹のベット

救世主、かっこいい!やっぱ山は四駆!

2、坂道で会ったおじいさん

この間、演劇を観に松本に行った時、ついでにCWニコルさんの森か日本アルプスに行きたいって思ったんだけど、全然調べずに行ってついでにできる事じゃありませんでした。長野県、ほんと長い。でもなんかしないと気が収まらなくて帰るに帰れないから二輪草っていう山野草を探しに劇場の横にあったレンタサイクルを借りて、とりあえず見える山を目指しました。漫画のゴールデンカムイを読んだら、アイヌの女の子が「二輪草が肉に合う」って食べていたので欲しかったんです。やみくもに探し始めたから全然自転車で登るような道じゃなくて。
まあ、松本自体が標高高めなんだけど

坂道を登っている途中、「大変だねえ」と声をかけてきたおじいさんに「ここら辺の山に二輪草生えてないですかね」って聞いたら、「山にはないけど、うちの庭にあるかも」という事で、庭にお邪魔して根っこごと頂きました。



持っていた手拭いを濡らして根っこを包んで、演劇の折込チラシが入ってた袋に入れて持って帰ってきました。今は、とりあえず鉢に植えて根付くのを願っています。
費用対効果で考えたら全然ネットで買ったほうが手っ取り早いんだけど、それは度外視でそれよりも自分がこういうことに喜びを感じる人間だと認められたのが今の幸せに繋がっています。
「うまくいかなかったらまた来年の春においで。」とおじいさんは言ってくれたけど、行き当たりばったりだったのでもうあそこにはたどり着けないと思います。

おじいさん、うまくいかなそうです


3、犬の散歩をしていた人
今年初の猪が獲れた時、地元の猟師さんに「もう一人でできるだろ?」とツンとされて一人でやっていた時、重くて川から上げるのに手こずっていたら、
顔が複雑
川で腹抜きして冷やしてる
通りかかったアメリカ人のご夫婦が引き揚げるのを手伝ってくれました。家を聞いて、後ほどお礼に肉を持って行ったら、猪の骨の出汁をくれました。



この猪は、実家の車庫に持ち帰って

後ろは母、台にあげるのを手伝わせちゃいました、、
解体の途中、ふと、え?誰?ってなった
ヒレカツになって

ハムになって



パスタになって


小道具になるかな?
衣装にできるかな?(これは鹿だけど)


4、酒屋の店長
僕が地元の山のことを知りたくて、中学校の同級生で最近山登りにはまっていると人づてに聞いて、店に行って「登山に連れて行って欲しい」と言ったらすぐに連れて行ってくれました。山頂で食べた店長の手作りチョコバナナの美味しさに驚きました。帰りにラーメンまでご馳走してもらっちゃって、こっちがご馳走しなきゃなのにって言ったら「まあ、また猪でも獲れたら肉食べさせてよ。」って、こういうことなのよ。

店長



日本の真ん中


チョコバナナ、美味しすぎて食べちゃった後
木苺は甘酸っぱかった




小笠山名所 6枚屏風(これじゃ伝わらないだろうけど百聞は一見にしかずってことで)




山をなめた格好で行ったら、多分初のヒル


5、親戚のおじさん
GWに、ふとお米がどうやってできるのか知りたくて、おじさん(父方)に連絡して(田植えをしているか聞いたらちょうどやるからおいでという事で行きました。「人と一緒に田植えなんて親父が死んでから10年ぶりかなあ。」なんて喜んでくれました。

5月初旬


6月下旬

ちょっと手伝わせてもらっただけだけど、何本か苗をとってクイっとひねってって感じがやったらわかるけど聞いてもって感じですよね。いつも頂いてるお米が、とりあえず2ヶ月でこのくらい大きくなるってことは分かりました。あとついでにタケノコ狩りもさせてもらいました。





タケノコ三昧


こうやって、一緒にやってみて繋がったのが、僕が小さい頃はまだ田んぼがレンゲ畑ってっていうイメージがあって、そういえば最近全然レンゲ畑みないねって母親と話してたんだけど、あれはレンゲを緑肥として田んぼに撒いてたんだなって腑に落ちました。やっぱおじさんも化学肥料が楽で撒いてるし、「30年くらい前は養蜂やってる人もここら辺にいたけどなあ」なんて話とも繋がりました。化学肥料を使わずにやる米作りの大変さもわからないし、ましてや使ってやってる大変さすらも知らないからわからないけど、ちょっとずつ知識と経験を積んでレンゲ畑で蜂蜜と米を作ってみたい。
でも、こうやって自然?と付き合って生きていきたいって思いだしてから、1年のサイクル、人間にはどうしようも無い四季の移り変わりを感じて、それを相手に何かをしたいって思うと1年に1チャンスだから、人生って短いって感じます。だからちょっと急ぎ足で色々試してるっていうのもあります。

だから、ここが自分の家だ!って住む場所を決めるまでは我慢しようとしてたんだけど、桃栗三年、柿八年って言うし、一気に果樹を買ってきて実家の庭や畑に植えました。ブルーベリー、イチジク、レモン、すだち、オリーブ、みかん、ポンカン、サルナシ、あと山椒も。まだまだ植えたい。


6、同級生のダクト屋さん
小中高の同級生の一人と、同窓会の実行委員会で久々に会って、「朝、罠に猪がかかっていたらいけません」って条件でバイト探しても見つからなかったと話していたら、「うちはそれでもいいから手伝ってよ。」と快く誘ってくれて、去年の猟期以来お世話になっています。
おかげさまで、金属を切ったり溶接できるようになって、DIYの可能性がぐんと広がりました。挽肉を作るミンサーが壊れてたのを自分で直せたのは嬉しかったです。次はキウイフルーツの用の棚を作りたいです(厚かましい)。

友達の工場、鉄板から作った

これはアングルを切って溶接して作った


コインランドリーのバックヤード



京都の仕事では、朝に伏見稲荷に散歩行って

敷地内、「神田」って響きに惹かれて行ったら獣害対策でちょっと残念

伊東のクリーニング工場の屋上では鳥が持ってきただろうビワを見つけた



名古屋の現場の帰りに買ったでっかいメロンパン(直径30cm近い)



6月の約1ヶ月、出稼ぎに行って、地元で地元の人とお金を稼ぐために働くって経験ができて良かった。今の地元を感じられた。一番感じたのは同窓会の二次会で行ったカラオケの店内。

トイレにルイヴィトン

室内にグッチ

廊下にシャネル
こんな感じだよなあって思い出した。

朝、5時に起きて、8時頃友達がハイエースで家に迎えに来るまで、畑仕事をする毎日は充実してた。


今年の玉ねぎ、種から土と水と太陽でここまで!

ニンニクをほったらセミ

初ニンニク編み


毎朝、姪っ子とイチゴ狩り
ジャガイモの実



種を取りたくてニンジンの花



主にコインランドリーの仕事で、お金もしっかりくれて、コインランドリー業界は調子いいみたいだし、最高じゃんなんて思っていたんだけど、ふと仕事から離れてみると自分のナチュラリスト的な信条としては、洗濯物はガスや電気ではなく太陽で乾かすのが一番だと思うからその業界からお金をもらってるって複雑な気持ち。なんて偉そうに言ってすみません。友人には心から感謝しています。お金もありがたく頂きます。でもなんの仕事をしてこれから現金を稼ぐのかっていうのは課題です。

7、駅のホームですれ違った人
いい加減この書き進め方に無理が出てきました。
東京でバイト帰りに、駅のホームですごく立派な釣竿を裸で(釣竿がね)持ってる人を見かけたんだけど話かけたい!でも唐突だよなあ、、って迷ってる間に行ってしまいました。あの人はどんな大物を釣るんだろう、すごく強そうな竿だった、気になります。きっと地元なら話しかけてました。

でも東京でだって、お隣さんとご飯のおすそ分けとかするよって東京出身の人に言われて、これは自分のメンタルの問題だって思いました。それだけじゃないけどね、やっぱみんな急いでるし。っていうか基本僕は東京でも近所の人とはお付き合いしています。

東京だから、地方だから、って最近分けがちだなって思ってる。
 神奈川芸術劇場で、多田さんの「ゴドーを待ちながら」観た時、終演後にあんまり人と話したくなくて、挨拶もせず、閉じてそそくさ帰っている自分がなんか嫌だなあって思って。
どこでも俺は俺で、地元で自分のやりたいことが全部できて幸せだからって、都会で閉じてつまらなそうにしてちゃダメだ、俺はアーティストなんだから!って思いました。


まとめ

話は地元に戻りますが、実家の車庫で、蜜蜂用の箱を雨ざらしに耐えられるようにカセットコンロで炙って炭化してたんだけどご近所から丸見えで、猟期にはそこで獲物の解体もしていたし、平日でも家の周りをウロウロしてるし、最近本当によく実家にいるし、やたら果樹植えだしてるし、ご近所さんに変なおじさんって思われてるだろうなって思います。
でもそれが良いと思う。
別にアーティストじゃなくて、変なおじさんくらいで良いのかも。
志村けんの変なおじさんは本当に変なおじさんすぎて、すごくて畏れ多いから、
ちょっと変なおじさんくらいで。
でもこの世界で僕が普通のおじさんになったら良いなって思って快快の新作はやります。

前回のよんちゃんのブログ当番でもあったけど、コジコジが良いんです。
アニメ、コジコジのオープニング曲、「コジコジ銀座」(新作に向けて滞在制作をした城崎ではみんなでこれを歌った)で歌ってるけど





君のそばにもそれはあるはずだよ。
楽しみながら探してみるといい。
不思議なことは偶然じゃないんだ。
くだらないこと、ばからしいこと
君は見るだろう、驚くだろう。
でもそれが、リアリティとかなんとかっていうものさ。
今すぐに気がついて知ろう、難しくないさ。

フルバージョン聞くともっとわかりやすいよ。

僕はこの世界で気がついて見つけました。

だから楽しいし幸せです。
あくまで僕個人のテーマですが、自分だけじゃなく、みんなでこの世界で楽しめるようになったらいいなという思いで新作はやりますのでよろしくお願いいたします。
もうこれは奉仕活動なのかもって思います。

ぜひ今、予約を!

快快会議の後、外が気持ちよかったからコンビニでビール買って、道端で。