このブログは快快 / FAIFAIメンバーが週1ペースでお送りしてます。

2018年8月6日月曜日

朝とわたしのことばのはなし・りのです〜

Ciao~~!!!りのです!夏ですね!
日本は今年暑すぎ、東京も連日36度くらいあるときいてますが大丈夫ですか?!
ここチェゼーナも暑い日は34度とかあってあっついです!北イタリアといえども夏はあっつく冬はめちゃ寒い、でもここの夏は日本ほど湿ってないので日陰にいけばなんとかしのげる感じ、連日1歳2ヶ月になった朝氏を連れてあっつい日は友達の持ってる山のお家に避難したり、エウジーのお父さんの家の近くの海(アドリア海です)にいったり近所のプール行ったりして過ごしてます!ちなみに髪型変えました・






去年から初めての家にこどものいる夏・(秋冬春)を過ごしていて去年は芋虫ちゃんだった朝ももう1歳2ヶ月になってだいぶ・だいぶ人間のこどもになってきて小さな朝と過ごす夏はなんだこれは?!ってくらい楽しくてもちろんいろいろ大変なこともあるはあるんだけど山も海もプールもすごい楽しい・なぜなのか?!たぶん朝の生まれて初めて見るものへの喜びがいちいちすごいからこっちもすごく嬉しくなっちゃうんだと思う・こんなにも楽しませてくれてありがとうよという気持ち・2歳くらいまでは記憶も定着しないということを考えてもこれは私たちが楽しませてもらってるとしか思えずいちいち感謝感激の夏、、しかしこんなにもいちいち感謝感激しちゃうのも時間が過ぎていくことにこんなにも簡単にノスタルジーになれちゃうのももはや親という名の病気じゃね?という気持ちにもなる!そんで前置き長いですが最近は朝氏がちょっぴり言葉をしゃべり始めたからそれについて書こうと思いました!


生後8ヶ月くらいからマンマ~とかは言い始めてたんだけどその後どんどん進化している朝のことば・最近はことばだけじゃなく、本を持ってきて床を叩き、いいからここ座れ!!と伝えてきて座ったわたしのお膝によじのぼり本を読んでもらいたがったり、いないいない(らしきことを言いつつ)ば~!をしたり、朝~ちょっとむこうからチャッピ(ウサギのぬいぐるみ)持ってきて~と言うとがしがしひとりで歩いて行ってちゃんとチャッピを持ってきてくれたり、朝のあんよどこ?おてては?お口は?ときくと指をさして教えてくれて、これは日本語でもイタリア語でもわかる・わたしのイタリア語もそうだけど、実際話せる言葉よりも聞いて理解できる言葉のほうが多くて、それは日本語でもイタリア語でも同じくらいわかってる感じがする(というか多分言われていることは全部理解できていそう)実際に話すのは日本語だとなぜか「ない」っていう言葉と概念が好きみたいで、朝のチュッチョ(イタリア語でおしゃぶりのこと)どこだろ?ないね~というと「ないね!」と言ったり、ご飯を食べ終わると空のお皿を指して「ないね~」と言ったりする・あと「ないね」と混ざってた「ねんね」も最近「寝ること」とわかったみたいで、「ねんね~」といいながら寝っ転がったりする・イタリア語もグラ~ツェ(ありがとう)とかをものすごい喜び多めな感じで言う・昨日くらいからとうとうチャオ~って言い始めた?感じもする。

今読んでる多和田葉子さんの「エクソフォニー ー母語の外へ出る旅」っていう本(ドイツでドイツ語の小説も書いている多和田さんのエッセイで冬に日本に帰った時に篠田がくれた!篠田はいつもタイムリーな本をくれる)に書いてあったように、赤ちゃんは世界中の言葉を発音できる柔らかい口を持ってるんだけど、それを母語を獲得する中で他の言葉の発音ができなくなっていく、というようなことが書いてあって、たしかに今の朝は2ヶ国語を話してる、というよりイタリア語と日本語もしくは全部の言語の境目がなくて、聞こえる言葉が全部ひとつの言語?みたいに聞こえていて、状況とか言ってる口調とかからどの言語でもだいたい理解できるのだろうと推測する。

そんでわたしはというと、ここでたった1人の朝との日本語話者として頑張ってるんだけど、どうしても周りにイタリア人の友達や家族がいる時は遠慮?してなのかどうしても日本語とイタリア語を混ぜて朝に話しかけてしまう傾向がある・たぶんどうしても、周りから何か不思議な言葉をしゃべっている人、として見られている自分を意識してしまうからなのか今自分が日本語で朝になんて言ったのか説明しようとしてしまう、例えば、朝が転んでえーんと泣いてる時に、痛いの痛いの、、、飛んでけ~~~!をやると朝がよろこぶからやるんだけど、その後に必ず「痛いの飛んでったね!」みたいなことをイタリア語で言って今やった一連の謎の動きと言葉が何だったのか説明してしまう。別に悪いことじゃないとは思うんだけど、朝がわたしから発音の悪いイタリア語を学んじゃったらよくないし、どうせわたししか彼女と日本語で話せないんだから気にせず思いっきり日本語でしゃべり倒せばいいのに自分・と思ったりもするのに、なんか何かが恥ずかしいんだと思う。秋になったら朝は近所の保育園に行く予定で、そうなったら彼女はいろんなイタリア語を先生やまわりのこどもたちから習ってくるはずで、そうなってくるとさらにわたしとわたしの日本語はピンチにさらされるはずだから、もうこれはわたしはなりふりかまわずいつでも朝とは日本語をしゃべりたおす・と決めて頑張らねば・と自分を応援するためにこれを書いてみました。

そして実はわたしたち再来週から日本に行く!3週間くらい!エウジーの夏休みです!(わたしと朝はほぼ毎日夏休み状態)みんなに会いまくるぞ!温泉!お寿司!かき氷!日本語の舞台とかもみるし連日日本語でだべりまくりだぞ!と日本の夏にわっくわっくしまくってます・みなさん見かけたらあたたかく見守ってくださいもしくは声かけてください、イタリアの夏はカラッカラで超開放的で大好きだけど日本の夏の湿った空気の中で溶ける感じとか夏の夕方とかも大好きだ・

とゆわけでりのでした〜^^

↓夏のこどもは寝起きの汗だくがすごい・猫は汗をかいてる様子がない・え、猫は汗をかかないのだろうか、、、?


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