このブログは快快 / FAIFAIメンバーが週1ペースでお送りしてます。

2013年12月18日水曜日

Tokyo>Cedar Rapids>Los Angels>San Francisco>Huston>New Orleans>Tokyo/Bangkok/Budapest

どもー!東京めちゃ寒いですねー!りのでーす!
とうとうアメリカツアーおわって帰ってきましたー!言った先はタイトル通り。
1ヶ月強でめいっぱいまわってきました。

8人のツアーメンバー+2人のbabyとbaby sitterのバラージュ(オルガの旦那さん)で
1週間ごとに違う街、違う劇場で違うスタッフとリハして
違うお客さんにAnton, Neko, Kuriみせまくってきました。
(10回公演)

劇場側もbaby2人も連れてきたグループ初めてだわ、ってなってて笑った、
もはやたくさんbabyを連れて世界をまわる女系集団として
そろそろインタビュー受けてもいいかも、
(少子化タスクフォース的な)

もちろんたくさん新しい友達もできて、いろんなお客さんがきて、
2部のトークにも残ってくれていろんな感想をもらえました。
印象的だった感想を書くと

・日本に行ったことがないけれど、字幕とパフォーマンスのリズムで景色が頭の中で映画みたいに見えてきたわ
(LAでみにきてくれた有名なダンサーのおばあちゃま)

・このパフォーマンスは、演劇?ダンス?
それともSpoken wordsですか?
>演劇ですと言った
(New Orleansのハンガリー人の大学の先生)

・Haruki MurakamiのThe wind-up bird chronicle
(ねじまき鳥クロニクルのこと)
の世界観と重ねて見たわ、
後半舞台上にはいないはずの猫が見えたの!
(Chicagoの劇場からみにきたちょいエロ文科系女子)

・パスタ!パスタのシーンがAwesome!
(Cedar Rapidsの地元のコックさんたち)

・このパフォーマンスがぼくの人生を変えた!
(ベトナム人のキューレーターの方、
どう変えたのかはわからない)

・Nejiが赤いライトのなかで1人で語るシーンの動きが
手のなかで死んでいく猫に見えたよ
(Cedar RapidsのプレゼンターのMel(70歳)が
トークのときに言ってた)

・などなど・

アントンは
実際に具体的なものを目の前に見せて進めていくパフォーマンスではないので、
お客さんの数だけ頭の中に広がるイメージがあります。

それを見ることや記録することはできないけど、
それがあってこそ完結するパフォなので、
あたりまえだけどやっぱお客さんが目の前にいる本番がいちばんたのしい。
たくさんパフォーマンスできてしあわせだった

あと、
2部のトークで毎回実在したアントンの写真を
見せていたのですが、

その度に毎回客席から

Aaaaaaaaaaaawwwwwwwwwwwwwwww~~~~~~
SO cuuuuuteeeeee~~~~

みたいなため息がもれておもしろかったw
世界のどこでも
やっぱりみんな猫がすき
だね♡

↓実際のアントン(ねこ、クリ)
メンバーの中だとしのだとこーじがよく知っていて、りのも一度だけあったことある



↓あと、この公演前に亡くなられた菊池のおじいちゃん、
パフォーマンスだとこーじが演じてて、アントンをクリーってよぶおじいちゃん。
3Dをスリーデーって言う粋なおじいちゃんでファンでした。
これは2010年の写真



いつもツアーしたりして思うのは、
作品がいつも思いもしなかったところに連れて行ってくれて、
誰とでもその作品の前では平等につながることができる。
1匹ののら猫のおはなしのまえで、わたしたちはどんな人種身分年齢性別の人とも
コネクトできてすごいです。


アントンも菊池さんも
ほんとどうもありがとう
(合掌)


あと、Hustonでのドレスリハーサルを関係者公開でやったんだけど、
そのときなぜか寿司のdonation(寄付)があって、
おきゃくさんがみんな寿司食いながらみてて笑った〜

アントン、猫、寿司




あと、みちゅはNew Orleansでの最後の公演中
ずっとだまって座って見てられてすごかった!
3歳ってそんなこともできるのか!
ブランカ(1歳)は退場させられててそれもおもしろかった!




あと、このツアーのために1年以上前から労働ビザの準備を
地味にすすめてたのですが
それがそうとう時間もかかってめんどいものでした、
でも一通りやり方がわかったから、
今後必要な人はいろいろ教えれると思うから、必要なひとは是非きいてください。
Pビザと言われるもので
卓越能力者ビザ(名前すごい)というやつ




そんでもってアントンは次は福岡いきます。
2014年4月だよ
福岡のみなさまぜひきてね!!!!!
!!!!!!!YAY!!!!!!!
(↓本番直前、きぬちゃんだけ衣装)




See you~~~~
♡世界のみんな良いお年をっ♡







2013年12月7日土曜日

こちらヒューストン!こちらヒューストン!!

やっと「こちらヒューストン」という言葉を誰かに発信できる時が来ました。
絹代、こちらヒューストンです。

アメリカに来て26日目。
もうすぐ1ヶ月が経とうとしています。

日本時間の11月10日に日本を発って、
最初の一週間はアイオワのシーダーラピッズへ。
劇場スタッフもお客さんもとても暖かい。
ただし、気温は激寒。私にとっての初雪でした。

その後、LAに行き、1週間は本番のために滞在。
大きな劇場での本番はちょっと作品的には難しいように感じました。
でも、ちゃんと見てくれる人はたくさんいて、
その人たちの意見が本当にうれしかった。

その後、アメリカは感謝祭ウィーク。
その間はどの公共施設もお休みのため(電車すら休んでた!!!)
我々も休暇。
LAのホテルにあやみちゃんと同部屋で過ごしました。
LAは都会で何でもあるようだったけど、
物価が高く、やや危険な街。
毎日が冒険のような気持ちで過ごしました。
友達もたくさんできた!!!

それから、一同テキサス州ヒューストンへ。
今日は初日でした。
ヒューストンの会場は狭めで、
以前この作品を日本でやったときの会場である
NITEHI WORKSに近い広さ。
なので、声の響きも、演技も、
「そうそおう、これこれ!」
っていうフィット感で、私にとってはアメリカに来てからようやく
安心できたステージでした。


このツアーには私の娘みつきも、
ツアーマネージャーのオルガの娘ブランカも同行する
ファミリーツアーなのですが、
母たちは口を揃えて「子供たちがみるみる成長していく!!」
と喜んでおります。

オルガファミリーとアイオワにて


最初のアイオワではまだぎこちなかった娘。
こちらで、母たちが忙しくしている間はオルガの旦那様、
バラージュがベビーシッターをしてくれています。

オルガが3匹の子豚をハンガリー語と日本語で

アイオワではみんなで近未来的な図書館(キッズコーナーが大充実!)にいったり。



眠る宝石
眠る重石

LAでは二人の距離もちょっと縮まって
バラージュの部屋に行くと
二人が違うベッドで同じ格好して眠ってたりしてて面白かったです。


アイオワの劇場スタッフ、メルさんと空港に行く前

LAの劇場スタッフ、エドガーさんとビーチへ

それぞれの現場でたくさんの方々とふれあって、、


りのとヒューストンに行く飛行機の中で

あやみにまたがる金太郎inLA

ヒューストンで家族風呂。

娘にとってFAIFAIはもう家族同然と言った状態です。


ふたりにとってはどこでもステージ!!

二人はけんかもするけど、完全な兄弟喧嘩という感じで、
母的には微笑ましくもあり、しかし、
大変な事をいつも引き受けてくれるバラージュには本当に感謝です。


衣装もキマってる☆

 いつか、彼女たちのステージに私たちが同行する日も来るかしら、、、。
そんな事をたまに想像してワクワクしてしまう母ですが、
できるだけ娘には堅気の道に進んでもらいたいと日々願っております。


ハリウッドでマイケルと。
明日もまたヒューストンでの舞台。
ヒューストンはLAほど物価も高くなく、
アイオワくらい皆暖かく、
それでいて都会なので、
ちょー楽しい!!!!!!

できればもう1週間ぐらい
「こちらヒューストン」ごっこを続けたいのですが、
明後日にはもうニューオリンズで
あと1週間弱でこのツアーも終わり
日本に帰ります。

この事実、まじ信じがたし。
そして、受け入れがたし。

とにかく、明日のステージもベストを尽くします。
朗報待て☆